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三が日は観劇三昧で~花組観劇~ [花組]

どうも、正月三が日を三連続観劇で過ごした僕です。
花組公演を複数回観劇したので、その感想をしっかり書いてみようと思います。
(ネタばれ多数です。)
DSCN1197.JPG

まずは復活について。
僕はロシア文学はタイトルだけで、まったく内容は知らないのですが、
この復活はお話的にお正月に向いていないのではという声もちらほら。

確かに開演直後の鎖につながれた蘭ちゃんカチューシャと、
それに卑猥な言葉を投げ掛けるみっちー囚人とかと、
それに応酬する蘭ちゃんカチューシャのあばずれ的なセリフ。
いきなりの展開に初見の時はかなりショックで、
このどんより感をこのあとのお話は回復させてくれるのだろうか?って感じでした。
でもその後の場面で、この荒んだ態度の裏側には純真な本当の蘭ちゃんカチューシャがいることが分かります。

諸悪の根元である蘭とむネフ公の軽率な行動に純真であるがゆえに傷つき、
その後不幸が重なり堕ちていく蘭ちゃんカチューシャ。
でも、過去の過ちを償おうと資財をなげうって蘭ちゃんカチューシャの無実を証明しようとする蘭とむネフ公の、
そんな行動に蘭ちゃんカチューシャの閉ざしていた純真に蘭とむネフ公を愛する心がよみがえります。

恩赦で自由になった後、葛藤の末に最後は蘭とむネフ公を愛するがゆえに身を引き、
みわっちさんシモンソンと結婚する…。
そして、船の汽笛にかき消された蘭ちゃんカチューシャの蘭とむネフ公への最後のセリフ。
僕には「私をゆるして」って聞こえました。もう号泣ですよ(心の中で)。

壮さんやさあやちゃんとかの脇役陣も心に残るいいセリフいってますし、音楽も重厚。
そして、蘭ちゃんカチューシャの純真さを象徴するような白い民族衣装で可憐に踊る姿にさらに涙します。

哀しいお話ですが、その裏側にある美しい清らかな愛のお話。
お正月にふさわしいと思いました。複数回の観劇をお勧めします。ほんとに。

そして、ショーについてです。
とにかくきもちいいくらい踊りまくりです。ダンサー蘭ちゃんの本領発揮という感じでしょうか?
あとはじゅりあちゃんのロケットや?!姫花ちゃんの見せ場のダンス。
ル・パラみたいに退団者三人がセンターで踊る場面もあり。
ちょっと意味深だと思ったのが蘭とむ・蘭ちゃんと壮さん・みりおんの2組のデュエットダンス。
銀橋でのご挨拶まであるとは・・・なにかあるんでしょうか(-_-;)
あとは、エトワールはだいもんさん!久しぶりに男役のエトワール聞きましたが、聞き惚れました♪

全体的にオーソドックスなヅカのショーなんてすが、
ロケットの衣装がシークレットハンターの的なのがちょっと残念でした。
あと、僕的にはちょっとつぼじゃないところも。
若干冗長な場があったような・・・。

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