私も月組公演観ました・・・。 [月組]
どうも、今日で月組公演2回目の嫁です。
随分辛口の相方のフォローで感想を書きたいと思います。
まずお芝居。
私は柴田先生の作品が好き、というか、とても心に残った作品が先生のだった、ということが多いです。
美しい日本語、含蓄のあるセリフ。スカステの先生の番組のタイトルが「馥郁たる香気」でしたが、
まさにその通りで、描き方によっては、薄く甘ったるいメロドラマになってしまいそうなストーリーも
柴田先生が書けば香り高く深く描かれるのです。
書き手の力量ってこういうことなのかなーって思わされます。
最近の海外モノやイマドキの漫画、ゲームが原作のものも良いのだけれども、私にとって柴田先生の
作品は、美しい装丁の本を上質な紙の匂いを嗅ぎながら読む本のような感じです。
もうかなりのお年で目も悪くされているようですが、少しでも長く現役でいて欲しいと願っています。
格調高いって言っても「オホホ」な感じじゃなくて、大抵どうしようもない運命や人間の性に翻弄されながらも
必死にあがき生きようとする人間が描かれており、「アルジェの男」もそんな感じ。
実はそんなに好きな作品じゃないけども、なんというか衝撃のラスト?もアリだと思いました。
救いのない、「そこで終わるかー」な突然の幕切れが不条理なフランス映画風?
しかし月組の組長さんはホント格好いいですねぇ。上手い!アルジェの総督の迫力満点。
そして「泥にまみれた青春」から這い上がろうと野望に燃える主人公に利用される二人の女性、
アナベル役の花陽みらさん、エリザベート役の彩星りおんさんの歌にジーンときました。
きりやんのジュリアンは手堅く、相方も書いてたけどまりもちゃんの踊り子のダンスは凄い。
二人ともダンスが上手なので、ダンス好きな私としては嬉しい。
まさみりも良かった♪特にまさおくん、主人公の足を引っ張るチンピラ役を好演してました。
この頃柴田先生の作品が「名作の再演」として上演されることが多いですね。
しかし演じる側に要求されるものも高いんじゃなかろうかと思います。
重たい主題を理解するとか、行間を読ませるセリフ回しとか難しそう・・・。
「アルジェの男」の初演は観てないけど、観てみたくなりました。
そして、ショー。
懐かしい感じがしました。宝塚を見始めた頃、こういうショーってよくあったよなと。
帰り道口ずさめるメロディー、脈絡のないショートストーリーの連続、洋物ショー様式通り?の展開。
ちょっと古い感じを楽しめるか、退屈と感じるか。私は・・・半々かな。
全然フォローになってない 汗
でもねぇ、トップコンビは上手だし、まさみりは眼福だし、月組の群舞は元気いっぱいだし、
「あー宝塚観たー」って満足しました。
実は大劇で1回観てて、今日が2回目ですが。今日のほうがずっと良く感じました。
も一度みたら、きっともっと良いに違いない。
もう観られないけどね、ご予算的に。うぅ。
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まずお芝居。
私は柴田先生の作品が好き、というか、とても心に残った作品が先生のだった、ということが多いです。
美しい日本語、含蓄のあるセリフ。スカステの先生の番組のタイトルが「馥郁たる香気」でしたが、
まさにその通りで、描き方によっては、薄く甘ったるいメロドラマになってしまいそうなストーリーも
柴田先生が書けば香り高く深く描かれるのです。
書き手の力量ってこういうことなのかなーって思わされます。
最近の海外モノやイマドキの漫画、ゲームが原作のものも良いのだけれども、私にとって柴田先生の
作品は、美しい装丁の本を上質な紙の匂いを嗅ぎながら読む本のような感じです。
もうかなりのお年で目も悪くされているようですが、少しでも長く現役でいて欲しいと願っています。
格調高いって言っても「オホホ」な感じじゃなくて、大抵どうしようもない運命や人間の性に翻弄されながらも
必死にあがき生きようとする人間が描かれており、「アルジェの男」もそんな感じ。
実はそんなに好きな作品じゃないけども、なんというか衝撃のラスト?もアリだと思いました。
救いのない、「そこで終わるかー」な突然の幕切れが不条理なフランス映画風?
しかし月組の組長さんはホント格好いいですねぇ。上手い!アルジェの総督の迫力満点。
そして「泥にまみれた青春」から這い上がろうと野望に燃える主人公に利用される二人の女性、
アナベル役の花陽みらさん、エリザベート役の彩星りおんさんの歌にジーンときました。
きりやんのジュリアンは手堅く、相方も書いてたけどまりもちゃんの踊り子のダンスは凄い。
二人ともダンスが上手なので、ダンス好きな私としては嬉しい。
まさみりも良かった♪特にまさおくん、主人公の足を引っ張るチンピラ役を好演してました。
この頃柴田先生の作品が「名作の再演」として上演されることが多いですね。
しかし演じる側に要求されるものも高いんじゃなかろうかと思います。
重たい主題を理解するとか、行間を読ませるセリフ回しとか難しそう・・・。
「アルジェの男」の初演は観てないけど、観てみたくなりました。
そして、ショー。
懐かしい感じがしました。宝塚を見始めた頃、こういうショーってよくあったよなと。
帰り道口ずさめるメロディー、脈絡のないショートストーリーの連続、洋物ショー様式通り?の展開。
ちょっと古い感じを楽しめるか、退屈と感じるか。私は・・・半々かな。
全然フォローになってない 汗
でもねぇ、トップコンビは上手だし、まさみりは眼福だし、月組の群舞は元気いっぱいだし、
「あー宝塚観たー」って満足しました。
実は大劇で1回観てて、今日が2回目ですが。今日のほうがずっと良く感じました。
も一度みたら、きっともっと良いに違いない。
もう観られないけどね、ご予算的に。うぅ。
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初めましていつもブログ楽しみに見ています。
私も昨日月組観て来ましたよ。(本当はどっぷり星ファンですが)一人三階席でおとなしく観てましたが、お芝居は最初から涙涙でアナ・ベル死んだ時は号泣でとんでもなかったです・・・おそるべしアルジェ・・。
月組って誰がソロやっても上手いし、お芝居も上手だし、コーラスも綺麗なのにお客さんがどうして入らないんでしょう(毒)まりもちゃんもああいう夜の女似合うし・・・。なんて言いながらあと二回チケット取りました(笑)
電話一本サービスの高さには私もびっくり。
ちけぴの方が安いし席も分かる・・・。
by おれんじ (2011-09-23 09:42)
初めまして!コメントありがとうございます♪
おれんじさんも昨日月組を観られてたんですね。
(そして、星ファン。そこも同じですね 笑)
そう、私もアナ・ベルの場面が一番グッときました。
あの歌詞がまた泣かせますよねぇ。
派手ではないかもしれないけど中身の濃い二本立てだったし、
こういう宝塚らしい演目もずっとやって欲しいなと思いました。
月組は皆さん、お歌もダンスも安心して観ていられるなぁと実感。
いつも星組を見慣れてるから余計に!?
そんなハラハラする星組が大好きなんですけどねw
by 休演日 (2011-09-23 23:22)